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前回、刑事事件について書きましたが、仕事をしている中で考えさせられることは刑事事件に多く、今回も刑事事件について書きたいと思います。

刑事事件の役割、機能としては、罪を犯した者に罰を与え、その者を更生させ再び犯罪に手を染めないようにする(これを特別予防といいます。)ことと、一般予防といって、こういう罪を犯したらこういう罰が与えられますよ、ということを世間に示すことで他の犯罪を抑制する(要するに、見せしめです)ことにあります。

でも、本当は犯人じゃない者に罪を与えても、上記役割は果たせませんし、また、無罪の人に罪を与えることは好ましくないですよね。でも、一方で、本当な犯人なんだけども、自分は犯人じゃないといって嘘をついた人に罪を与えないとなっても、上記役割は果たせませんよね。

つまり、真実は神のみぞ知るであって、過去に起こった事実を間違いなく認定するということは、そもそも我々人間にとっては無理な話なのです。しかし、だからといって、犯罪を野放しにすることもできないことは言うまでもありません。

そこで、犯人ではないという疑いがあった場合、その人の人権を重視してその人を犯人としないのか、嘘をついている犯人は絶対に逃がさないとしてその人を犯人として罰を与えるのか、このどちらを優先すべきなのでしょうかね。
これは非常に難しい問題だと思いますが、今の法律は基本的に前者としています。では、これはなぜでしょうかね?

その理由は、また次の機会に書きたいと思います。


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